ラジレス150mg/300mg

通常、高血圧の治療に使用されるお薬です。直接的にレニン阻害薬といわれる新しいタイプの降圧剤として販売されています。ラジレスは、アリスキレンが一般名です。レニン阻害剤として薬効分類されていて、日本名はラジレスです。

ラジレスは一般的に成人ならアリスキレンとして150mgまで1日に1回服用します。ラジレスの初回の量での効果があまり見られないという場合にはラジレスを300mgまでなら増やすことは可能です。ラジレスは食前食後、どちらに服用すればいいのかは医師の指示に従いましょう。飲み忘れたら1回飛ばして次回から服用します。間違ってもラジレスを2回分1度に飲むようなことがないようにしましょう。

ラジレスの副作用として血圧が下がるのでめまい、立ちくらみなどの症状が起こることもあります。自動車の運転、危険な作業、乗り物の運転などをする人は十分に気をつける必要があります。ラジレスを服用してまれにではありますが、血管浮腫や高カリウム血症、腎機能障害といった重い副作用が現れることもあるのですがその場合初期症状ですのですぐに診察を受ければ安心です。それ以外には顔面、唇、咽頭の腫れや嚥下困難、呼吸困難、手足、唇のしびれや筋力の減退、手足の麻痺が見られることがあります。顔、手足のむくみや尿の量が減少する、頭痛などの副作用が現れることもあります。ラジレスはめまい、立ちくらみの副作用には十分注意しましょう。子供の手の届かないところへ保管することと、薬が余ったら破棄することが大切です。